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ビール飲み放題な真夜中発の特急で雲海を観に行ってきた【雲海編】

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「ビール飲み放題な真夜中発の特急で雲海を観に行ってきた【電車編】」に続き、後編です。「ビールが汲み置きなのでぬるい!」と言いながら、しっかりと8杯ほどをいただき列車は西武秩父駅に到着しました。

 

静まり返る秩父駅に大型バスが集結! そして警察まで待機

なにしろ電車編でも書いたとおり、トイレが不足していたため電車を降りた女性は小走りでトイレにダッシュ。早くもトイレは長蛇の列でした。このツアーを今後も催行するには、かなり重要な改善ポイントかと。

トイレを出ると、そこには埼玉県警の警察官が・・・。このツアーのために出動したのでしょう。

貸し切りバスは総勢6台。事前にレッドアロー号のなかで、職員が1人ひとり乗るバスの号数を知らせに来ていました。

電車の中でも雨が確認できましたが、秩父はすでに小雨がしとしと振り続けていました。雲海鑑賞は険しい予感です。

バスが発車したのは2:50。途中、トイレ休憩を入れて三峯神社まで1時間半の道中です。

 

土砂降りのなか、神主さんたちが待っていた

4:29、バスは三峯神社の駐車場へと到着しました。三峰山までの道中はカーブも多く、ともすると車酔いもしかねない悪路ですが車中ではお酒のちからもあって爆睡です。といっても、1時間ちょっとでは寝た気がしませんでした。

写真で概ね伝わるでしょうか、秩父駅と打って変わって土砂降りです。駐車場では三峯神社の神主さんたちが先導のためにトラメガを持って待機しておられました。ほんとに大変なお仕事ですね…頭が下がります。

乗車したバスごとにグループを組んで移動を開始し、神主さんを先頭に雲海が見えるスポットへと向かいました。

到着したのは、興雲閣という三峯神社の宿坊の裏手にある職員用の駐車場。電線の向こうは崖になっており、ここから雲海が見れるはず・・・でした。無念。

 

三峯神社に個々で参拝し、凌雲閣の大広間で休息

雲海をひたすら待つ人、境内を散策する人、お参りする人など参加者は自由行動へと移りました。迷わず本殿で参拝しましたが、いつも人でごった返す三峯神社を人気のない早朝に参拝できるのは、やはり気分があがります。

まだ6時前だというのに、授与所を開けてくださっていました。今日の日の記録に御朱印をいただきつつ、昨年の御札をお返しし、新しい御札を授与いただきました。

そして、授与所の奥にある興雲閣で朝食と休憩タイムです。

建物の内部はホテルのロビーのようにお土産物が充実していました。

拝殿に昇殿してのご祈祷まで小一時間ほど時間があるので「大広間で寝ているのももったいない!」と、温泉へ入ることにしました。入浴後は肌がツルッツル! 疲れが少しとれたような気がしました。

大広間に戻ると、舞台で雲海のスライドをプロジェクターを使って流していました。こういうものが本来見えるはずだったんですね・・・。ところが聞いてみると1年のうちに数十回しか見られないものだそうで・・・。見れるほうがラッキーなのでは?という気がしてきました。

そして待ちに待ったもうひとつのイベント、拝殿への昇殿参拝です。渡り廊下にある手水場で清めて向かいます。
ここから先は写真撮影が禁止なので、画像がないのですが三峯大神様の近くで座ってご祈祷してもらえる高揚感もつかの間。ツアーの参加者を小さな拝殿にこれでもかと詰め込んできました…。拝殿はもはや足を崩すことはおろか体を動かすこともできないすし詰め状態。なんとか1回でご祈祷をさせようと、全員が座れるまで「詰めてください!」を繰り返すので、いつまでたってもご祈祷が始まりません。そのため、まんじりとせず待つだけの時間が増えていき、多くの人の顔に疲労感が漂っていました。

そのせいか、いざご祈祷が始まると目を閉じて頭を垂れるために居眠りする人も続出。船を漕ぐ姿があちらこちらで見受けられました。

8:30、再びバスに乗車して西武秩父駅へと帰路につきました。一番楽しみだったご祈祷までの時間がムダに長く、移動の疲れもあってかくいう私も睡魔と猛烈な戦いをするハメに。雲海は気象条件にも左右されるので諦めもつくのですが、その他で残念な部分も多々ありました。

まとめ:本ツアーで気をつけるべきこと、改善点など

気をつけるべきこと

  • 出発前の日中、できるだけ睡眠をとっておくべし! もしくは行きの電車でも少し寝ておくこと
  • 夜食だけだと朝食まで空腹時間が長いので、おにぎりなども持って行こう
  • 雲海が見れるのは年に数十回程度。見れたらラッキーくらいの気持ちで行こう

ツアーの改善点

  • とにかくトイレをなんとかしないと大変
  • 芸能人、取材関連とツアー客を混在しない(拝殿昇殿までのムダな待ち時間はロケをしていたからのようで・・・)
  • 引率職員が統制できるよう1回の催行人数の見直しを(着いてから300人がほとんど放置状態、右往左往する人多し)

 

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