御朱印を半紙で貰って帰ったはいいものの、手持ちの御朱印帳と半紙のサイズがまったく合わないということがたまにあります。
こうした場合、どうしたものなのでしょうか。対策を考えてみました。
半紙サイズは決まりがないから、大きいことは多々ある
御朱印帳のサイズは横11cm×縦16cmが一般的です。しかし、寺社で半紙をこのサイズに合わせてカットしているかというと決してそうではありません。
そのために、持ち帰って「さあ御朱印帳に貼ろう」と思うとサイズが合わず、困ったことになるのです。サイズが一回り小さいのなら問題ないのですが、天地がはみ出すような大きさな上に、字や朱印があってカットすら出来ないと事態は深刻になってきます。
半紙で困った!たとえばこんなケース
書き置きの御朱印と、貼り付けたい御朱印帳を並べてみました。どう見ても大きさが異なってしまっています。余白が大きければ、帳面に合わせてカットすればよいのですが、この御朱印は左右に書き込みがあるのでカットする余地がありません。
御朱印帳を開いて、載せてみました。やはり無理があります。
いっそ大きめの御朱印帳を用意するしかない!
そこで、大判の御朱印帳を購入して対処することにしました。
お取り寄せしたのはこちらのサイトです。
[blogcard url=”http://www.rakuten.co.jp/buneidou/”]
永平寺御用達の書道具店で、御朱印帳もお取り扱いがあります。購入した御朱印帳は当店で「特大」扱いの121mm×184mm。一般的なサイズが110mm×160mmですから、確かに大判です。
届いた御朱印帳を並べて比較してみました。
確かに大判サイズです。大きくて貼れなかった半紙をあてがうと・・・
余白をカットして、無事に収まりました。
持ち歩きには大判サイズは不便なものかもしれませんが、こうした半紙が大きくて貼れない時のレスキューとして大判サイズの御朱印帳を1冊用意しておくと、もしもの時に困りません。
また、書く側にとっては大判の御朱印帳は書きやすいので、墨書きの文字数が多い寺社では好まれるという話もあります。予めもらう御朱印に文字数が多い、押し印の数が多いことなどがわかっている場合は最初から大判の御朱印帳を持参して記帳いただくのもアリかもしれません。