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日蓮宗の寺院では御朱印を書いてもらえない?

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御朱印を集めている人のうち、神社とお寺の2冊に御朱印帳を分けて書いてもらっているという人が多いようです。過去記事「神社とお寺で御朱印帳は分けるべき?」でも書いたとおり、これは収集する人が管理しやすいなどの理由で行っていることで、厳密なルールではありません(ただし、一部の寺社では混在する帳面に記帳することを拒否する例もあります)。

しかし、これには例外も。日蓮宗の寺院では、ほかの宗派と一線を画すという姿勢をとっています。そのため「御朱印」「御朱印帳」という呼び方もせず、「御首題」「御首題帳」と呼称しています。そして、字の先端をひげのように伸ばした「ひげ文字」と呼ばれる日蓮が創意した筆法で「南無妙法蓮華経」とお題目を書いてくださいます。

ただし、ほかの宗派の御朱印が書かれた御朱印帳を持って行くと「妙法」と書いて対応くださる寺院が多いようです。なかには京都の光悦寺のように、混在していても独特のひげ文字でお題目を記帳くださる日蓮宗の寺院もあります。

迫力のある字体が魅力の御首題を集めたいと考える場合、専用の帳面を1冊用意しておくとよいでしょう。

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