御朱印を集め始めると、決まって出てくる「どこに」「どうやって」保管すればいいのか問題。
今回は、そんな御朱印と御朱印帳の保管について考えてみます。
寺社オリジナルの御朱印帳まで購入していると、どんどん冊数も増えてしまい、保管場所は悩ましい問題になってくるのではないでしょうか。
専用の置き場所、収納場所を決めて大切に保管を
御朱印は専用の御朱印帳に記帳していただくため、いただく数が増えれば増えるほど冊数も増えていくことになります。神棚や仏壇に保管をするのがベストといわれていますが、増えてしまえばこうしたことも困難です。
また、「週末いつも使うから」とリビングやダイニングテーブルに無造作に置いておいたり、書斎の机の上に書類に紛れて置きっぱなしにする、玄関の靴箱の中や鞄に入れっぱなしにせず、収納場所を決めて大切に保管をしたいもの。たとえば専用の収納ボックスを用意してまとめて保管したり、専用の本棚や箪笥の一段をすべて御朱印専用の置き場と決めてもよいかもしれません。
御朱印帳の大敵は湿気と油ジミ
前述したとおり、御朱印帳は専用の置き場所を決めるのが大切ですが本棚が台所のすぐそばであったり、押入れの中に保管する場合は注意が必要です。なぜなら、御朱印帳は紙で出来ており、書いていただくのは墨を用います。湿気が多い押入れは、じつは保管に不向きだといえます。また、台所に近い場所では換気扇を回しても油煙はダイニングやリビングにも伝わります。扉がついている本棚は問題ありませんが、オープンシェルフの本棚であれば空き箱や缶、フタ付きの収納ボックスに入れるなどホコリや湿気、油ジミが付着しないように気を配りましょう。お菓子などについてくる乾燥剤を御朱印帳の保管場所に一緒にいれていくのもおすすめです。