御朱印を集めていて、こんな経験はありませんか?
「●●寺から帰宅してネットでみてみたら、もらったもの以外にも3種類あった」
「本でみた御朱印が欲しくて●●神社に参拝したら、本と違う墨書きの御朱印だったけど…」
「どの御朱印を書きましょうか?って聞かれたけど、なにを書いてもらえばいいの?」
寺社で授与いただける御朱印は、1種類だけとは限りません。期間限定でご開帳している仏様を書いてくださるところもあれば、夏越の祓や節分など祭事のときだけ授与しているもの、ご本尊名のほか御詠歌などさまざまです。
知らないともったいない?御朱印は複数あることは珍しくない
ひとつの寺社で複数の御朱印を授与いただけるというのは、決して珍しいことではありません。たとえば大阪にある四天王寺では、授与している御朱印は10種類を超えます。
「前回はこちらを授与いただいたので、今回は別のものを授与ください」と参拝の度に違う種類の御朱印をいただくというのも、寺社を参拝して御朱印をいただく楽しみ方のひとつだといえます。とはいえ、旅行で行った際などは次の参拝はいつになるかわからないということもあるでしょう。「せっかくだから全部いただきたい」と思う人もいるかもしれません。
「すべての種類をもらって帰りたい」を叶える、こんな質問方法
こうしたとき、次の方法を試してみてはいかがでしょうか。
授与所に行き、御朱印をいただく際に「こちらの御朱印はいくつ種類がありますか?」と窓口で最初に聞いてみるのです。
そうすると、「うちは1種類だけですよ」「3種類ありますけど、どれにしましょうか?」など、授与いただける御朱印について説明をしてくださいます。
寺社によっては、御朱印の種類とサンプルを授与所に貼って明示しているところもあります。
もし、欲しい御朱印が複数あるのなら「これとこれをお願いします」とか、「全部お願いします」と言って複数種をいっぺんに授与いただいてもよいのです。御朱印は1枚300円ですから、御朱印代はいただいた分だけお金を納めましょう。
大阪の住吉大社などは、9種の御朱印があります。すべてを授与いただくと、御朱印料だけで数千円が飛びますので欲張りすぎずに、お財布と相談して授与いただきましょう。
もちろん例大祭の時などだけに授与される限定の御朱印は、祭事以外の日に参拝しても授与いただけませんのでご注意を。