埼玉県・秩父にある四萬部寺の御朱印です。2014年は午年総御開帳ということで、すべての御朱印に午年総御朱印の年であることを示す押し印があります。
秩父札所三十四ヶ所観音霊場の始まりの札所
元禄時代に地元の名匠が手がけた観音堂は、県指定の文化財です。もともとは行基によって開創された寺院でしたが、1007年に幻通が4万部もの法華経の仏典を供養するため経塚を築きました。一風変わった「四萬部寺(しまぶじ)」という寺名は、このことに因んで付けられた名前なのだそう。
観音堂の右手には、四国霊場の1番札所ほどの規模ではありませんが、札所めぐりにあたって必要なものをひととおり揃えることができます。納経帳もサイズやデザインが複数あるので、御朱印をいただきながら巡礼したいのならまずは1番札所から始めるとよいですね。
四萬部寺は関東三大施餓鬼のひとつとしても知られ、施餓鬼会が行われる8月24日は大勢のお参りがあるとか。
昔は三十俵もの米を炊いて、信者らに振る舞ったという話も残っています。
しかし、この小僧さん。四国にだけいるものと思っていましたが秩父にもいました。
この御朱印はここでもらえます
四萬部寺
山号:誦経山
宗派:曹洞宗
ご本尊:聖観世音菩薩
その他:秩父札所三十四ヶ所観音霊場(1番札所)、関東三大施餓鬼
埼玉県秩父市栃谷418番地
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