横浜にある伊勢山皇大神宮の御朱印です。
明治時代、神奈川県知事によって勧請された神社
ご存知のとおり、江戸末期に欧米列強が日本に開国を迫ります。時の江戸幕府は国内の幾つかの港を開きますが、そのなかのひとつが横浜港でした。開港に伴い、急速にまちづくりが進められる一方、流入する外国人との
トラブルも少なくありませんでした。そこで、神奈川県知事が国家の鎮護を祈る事を目的とする神社創建の意見書を政府に提出されることになったのです。
[blockquote cite=”伊勢山皇大神宮 公式サイトより引用” citelink=”http://www.iseyama.jp/iseyama/saijin”]『伊勢山に皇祖の御社を勧請あれば、高麗の宮殿を創立し、国家の鎮護を祈り、人民をして、崇敬胆仰せしめん』との布告を戴き、社殿を始め、境内の整備が開始されました。翌年4月15日、社殿並びに境内施設が竣工し、正遷宮が執り行われ、横浜の町を挙げての初めてのお祭りは壮大華美を極めた様子でした。[/blockquote]
こうして伊勢山皇大神宮が創建されることになりました。
みなとみらいの高層ビルも見渡せる高台に鎮座
神社へは桜木町駅の西口から野毛山動物公園の方向に歩いて10分ほど。長い石段を登っていくと、境内からはみなとみらいの高層ビル群をみることができました。まだ開港当時は高い建造物もなかったでしょうから、横浜港も見えたかもしれません。
本殿右手にある社務所にて御朱印を授与いただけます。
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この御朱印はここでもらえます
伊勢山皇大神宮
ご祭神:天照大御神
旧社格:旧県社、別表神社
神奈川県横浜市西区宮崎町64
[map]神奈川県横浜市西区宮崎町64[/map]