東京・日本橋にある福徳神社の御朱印です。
幾度も社殿の喪失を経験した神社
福徳神社は、別名・芽吹神社ともいい詳しい創祀の年代は不明ですが、平安時代にあたる貞観年間には記録にその名を残している古い神社です。今の発展ぶりからは想像出来ませんが、まだ日本橋がのどかな田園地帯だった頃。武蔵野国豊島郡福徳村に鎮座していたことから「福徳村の稲荷神社」として祀られていたことがわかっています。
その後、八幡太郎の名前でも知られる源義家が深く崇敬し、江戸幕府を開いた徳川家康も度々この神社を訪れています。富くじの興行も行われ、多くの参拝客で賑わった福徳神社でしたが施政者の政策による神職の転居命令や関東大震災、第二次世界大戦など度重なる社殿の喪失も経験しています。
しかし、そのたびに福徳神社の再建を願う人たちの願いのもと神社は復興を果たして今日まで存続しているのだそうです。
この御朱印はここでもらえます
福徳神社
ご祭神:倉稲魂命
旧社格:村社
東京都中央区日本橋室町2-4-14
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