北鎌倉にある円覚寺の境内にある佛日庵の御朱印です。
蒙古襲来の戦没者供養に建てられた寺院
佛日庵は鎌倉幕府執権・北条時宗を祀る寺院で、生前はこの地で禅の修行をしていたといいます。そして佛日庵がある円覚寺は、蒙古襲来による戦没者の供養のため時宗が建立した寺院です。
廟所(墓所)には、禅の修業をしていた時宗が信仰していた十一面観音坐像のほか北条時宗、貞時(時宗の嫡男)、高時(時宗の祖父)の木像も安置されています。
そのため、このような観音様の御朱印もいただくことができます。
佛日庵でいただける御朱印はもうひとつあります。本堂に祀られている南北朝時代の作・地蔵菩薩坐像の御朱印です。
このように、佛日庵では計3種の御朱印をいただくことができます。境内には川端康成の『千羽鶴』という小説の舞台になった茶室・烟足軒のほか中国の小説家・魯迅が植えた花木など、見どころが数多くあります。
この御朱印はここでもらえます
圓覚寺山内佛日庵
宗派:臨済宗円覚寺派
ご本尊:延命地蔵菩薩
その他:鎌倉地蔵霊場十四番、鎌倉観音霊場第三十三番
神奈川県鎌倉市山の内434
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