まるで江戸時代! 信州・奈良井宿の美しい街並み 後編 | 御朱印と寺社旅の情報マガジン「ご朱印びと」
まるで江戸時代! 信州・奈良井宿の美しい街並み 後編

まるで江戸時代! 信州・奈良井宿の美しい街並み 後編



中山道34番目の宿場・奈良井宿。前編に続き、町に残る美しすぎる風景をお届けします。

 

宿場町の当時の面影を復元した高札場

高札という言葉をご存知でしょうか。新たな決まり事など広く領民へ告知するために人通りの多い、目立つ場所へと内容が掲げられたものです。
もちろん、これは当時のものではありませんが宿場に掲げられた高札を復元して、当時の面影を忍ばせています。

現代の高札・・・とはいいませんが、ロケのエキストラ募集の張り紙がありました。これだけの建造物群ですから、歴史ものの舞台にはぴったりなのでしょうね。

 

国指定重要文化財・上問屋資料館に入ってみた

奈良井宿のちょうど真ん中あたりにある上問屋資料館。

幕末まで問屋を営み、明治天皇が木曽路巡幸の際には、ここでお昼ごはんを召し上がられたのだそうです。
建物内部の見学は有料ですが、写真撮影も可なのでゆっくりと見学することにしました。

当時の内部構造こそ変えていないのだそうですが、中は資料館として整備されてしまっておりガラスケースやテーブルセットがそこかしこに。ランプシェードなんかも新しくて、ちょっと拍子抜けしました。

ここが明治天皇がお昼を食べたという和室。床の間は祭壇が設けられていました。

美麗な文字が書かれた屏風。間近で見学できるのはいいですね。

コバルトブルーが一際目を引く屏風。天幕が描かれていますが、どんな用途だったのでしょうか。

似たような構図で別バージョンも。保存状態も悪くありません。ていねいに保管されてきたのでしょうね。

 

お昼は信州名物のお蕎麦と五平餅をいただく

お腹が空いたので、昼食をいただくことに。複数ある飲食店のほとんどが蕎麦と五平餅、おやきを売りにした献立でした。
入ったのは徳利屋という、江戸時代の旅籠の建物を利用したお店で、ここを訪れた明治の文豪・島崎藤村らも逗留したそうです。

お店といいながらも、地元のご婦人方が取り仕切っているので店内へ入っても自分で空いてる席を見つけて座わらないと中々声をかけてもらえません。

高い天井と、立派な梁の下にあるちゃぶ台でいただきました。和室もあったのですが、こういうところで食べるのも一興です。

せっかくならもう少しインテリアに力をいれてもいいような…。でもこういう雑然とした感じも田舎らしくて嫌いじゃないです。

お蕎麦と五平餅がセットになった定食をいただきました。季節の果物と夏みかんのゼリーがついてきました。
蕎麦はいたって普通のお味でした。

かぼちゃと鶏肉の唐揚げの煮物、五平餅です。これは郷土料理のひとつなのでしょうか。油っこくなく美味しかったです。

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約1キロの限定的なエリアなのでご飯を食べたり、施設を見学したりお土産を買っても3時間程度で全体を見て回ることができます。駅からも近いので一泊二日など、時間をあまり使えないときにはうってつけの場所かもしれません。

写真が好きな人も、どこの景色を切り取っても絵になるのでゆっくり写真を撮って回るにもオススメのスポットだといえるでしょう。

 

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この記事を書いている人:大浦春堂(syundo ohura)
編集者とか旅ライターとかやってます。著書は『神様が宿る御神酒』(神宮館)、『神様とつながる暮らし方』(彩図社)、『御朱印と御朱印帳で旅する全国の神社・お寺』(マイナビ出版)は4刷目。日本全国やアジアを旅するのが好き。
観たり、食べたりしたものはブログにて写真たっぷりめで更新中。お仕事のご依頼・ご相談はコンタクトフォームからお願いします。

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