寺社がオリジナルで取り扱う御朱印帳のなかには、集印帳の域を超えて絵画的な構図や工芸品のような装丁のものも多数あります。これまでに集めたコレクションのなかから、美しすぎる御朱印帳を5つ選定してみました。
浮世絵のような虎ノ門 金刀比羅宮の御朱印帳
もはや浮世絵の世界です。江戸城の石垣と、その下に江戸の町。チラリと見える金刀比羅宮の鳥居と幟が粋ななデザイン。構図の美しさ、色合いとも見る人を魅了します。
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双竜の迫力が迫ってくる、建仁寺の御朱印帳
重要文化財に指定されている「建仁寺方丈障壁画」の襖絵のうち、「雲龍図」をベースにしてデザインされた御朱印帳です。龍の迫力もさることながら、インテリアとして壁面に飾りたい衝動に駆られる美しさです。
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祭りの躍動感が伝わってくる、櫛田神社の御朱印帳
櫛田神社は有名な博多祇園山笠の神事でも知られる神社。その博多祇園山笠で巡行する、神輿や山車に相当する「山笠」を描いた御朱印帳です。幟などの飾り一つひとつまで刺繍で再現していて思わず見入ってしまいます。2016年には色違いで朱色も登場しました。
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これぞ港町・横浜と思わず唸る、伊勢山皇大神宮の御朱印帳
横浜といえば文明開化の街を想起する人も多いでしょう。そんな横浜のイメージをすべて要素として反映したかのようなデザインの御朱印帳です。人力車に乗る水兵さん、蒸気機関車、清国人などまるで絵物語のようです。
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安藤広重の浮世絵をモチーフにした、清水観音堂の御朱印帳
見開きのデザインでないのが惜しいところですが、表紙の風景は江戸時代の浮世絵師・安藤広重の「名所江戸百景」で描かれた風景をもとにしています。
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寺社オリジナルの御朱印帳は、ついつい目にすると欲しくなってしまうもの。ましてや、こんなふうに絵になる御朱印帳は買わずにはいられなくなります。