専定寺の御朱印 | 御朱印と寺社旅の情報マガジン「ご朱印びと」

専定寺の御朱印



専定寺の御朱印

京都にある専定寺の御朱印です。

ちょっとお参りしずらい?門扉を閉ざした専定寺

専定寺は別名で烏寺とも呼ばれる寺院です。
数メートル先には豊国神社がある立地ですが、由緒を書いた高札が建てられているだけで門扉を閉ざした状態の非公開寺院です。
しかし、インターホンが付いているので、鳴らしてお参りをしたい旨を伝えれば扉を開けてくださいます。
ただしご本尊は縁日の日以外は扉を開放していませんので、扉を閉ざした状態で手を合わせてくださいとのこと。

 

平家物語の武将・熊谷直実にまつわる専定寺の不思議な由緒

このお寺の由緒は、平安時代にさかのぼります。
寺名にもなっている専定法師という旅の僧が、木陰で休んでいるところに、烏が2羽やってきました。
烏は「今日は熊谷直実の極楽往生の日、お見送りしよう」と語り合って、南の空へ飛び去ったのです。

熊谷直実は、平家物語にも登場する武将のひとりです。
現在の埼玉県・熊谷市出身の豪族で熊谷の地名のもとになったとも言われています。
一の谷の合戦において、熊谷直実は平家の若い公達・平敦盛に出会います。
一度は我が子と同じ年の頃の平敦盛を討つのを躊躇いますが、平敦盛より勝負を請われ、葛藤の果てに打ちとった話は有名です。

烏はそんな武将、熊谷直実が亡くなった話をしているのでした。
専定法師はその会話を不思議に思い、熊谷直実が出家して結んだ庵を訪ねます。
すると、烏が話していたとおり同日、しかも同時刻に熊谷直実が亡くなっていたことがわかったのです。
専定法師は、深い縁を感じて草庵を結びました。これが専定寺の起りだと伝えられています。

 

専定寺

山号:熊谷山
宗派:浄土宗西山禅林寺派
ご本尊:阿弥陀如来
その他:洛陽四十八願所地蔵めぐり(第43札所)

京都府京都市東山区本町4-238

京都府京都市東山区本町4丁目238
この記事を書いている人:大浦春堂(syundo ohura)
編集者とか旅ライターとかやってます。著書は『神様が宿る御神酒』(神宮館)、『神様とつながる暮らし方』(彩図社)、『御朱印と御朱印帳で旅する全国の神社・お寺』(マイナビ出版)は4刷目。
観たり、食べたりしたものはブログにて写真たっぷりめで更新中。お仕事のご依頼・ご相談はコンタクトフォームからお願いします。

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