山口県下関市にある亀山八幡宮の御朱印です。
この神社にはオリジナルの御朱印帳があります。詳細は記事末尾の関連記事からご覧ください。
「亀山さま」として親しまれる859年創始の古社
下関の港を見下ろすようにして建つ亀山八幡宮。貞観元(859)年に宇佐神宮から八幡神を京都の石清水八幡宮へ勧請する際、この地に船を停泊させました。すると夜になって「この地は清浄なり。しばらくここで祭祀を行ってから京都に進むべし」というご託宣がありました。そのため、勅使が国主に命じて宮を建ててお祀りしたことが神社の創始だと伝えられています。
日本最大の御影石でできた大鳥居
神社の入り口に建つ大鳥居は、御影石製で日本一の大きさを誇ります。このほか、境内には幕末の馬関戦争で用いられた亀山砲台跡などの史跡も。金子みすゞの詩碑や豊臣秀吉が植えたと伝わる太閤蘇鉄など見どころも数多くあります。
大鳥居の横にあるのが、床屋発祥の地の碑で平成7年に建てられました。鎌倉時代に結髪所がこの地に初めて出来たことから、現在は毎年11月に理容関係者によって毛髪供養祭が執り行われています。
下関はふぐの産地としても知られており、亀山八幡宮の向かいには新鮮な魚介を扱う市場「カモンワーフ」があります。神社の絵馬もふぐを形どったかわいらしいものが並んでいました。
境内社「お亀明神社」の御朱印も
現在、亀山八幡宮がある場所は古くは島でした。江戸時代になって陸と続けるための工事を行ったものの、潮の流れが早く難航。そこで近くにあった遊郭の遊女「お亀」が人柱になることを志願。その結果、工事が無事に進み現在のように陸地になったことから、その功績をたたえてイチョウの木を植えました。
社務所でいただける「お亀明神社」の御朱印には、イチョウの葉の押し印をみることができます。
【亀山八幡宮の御朱印帳】
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この御朱印はここでもらえます
亀山八幡宮
山口県下関市中之町1-1
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