宮城・仙台にある榴岡天満宮の御朱印です。
榴岡天満宮で頒布している、オリジナルの御朱印帳をいただいた人のみ受けられる見開きの御朱印で菅原道真が太宰府に配流される際に詠んだ和歌が書かれています。
もともとは京都にあった?都の杜の天神さま
杜の都 仙台の榴ヶ岡に鎮座する榴岡天満宮。仙台の天神さまとして地元の人々から親しまれています。仙台藩を収めた、初代藩主・伊達政宗が仙台城を築城する際、この榴岡天満宮の周囲に生育していた樹木を建築資材として使用したとか。
そんな榴岡天満宮ですが、創建時は京都に974年に建立された神社だったようで、のちに平将門の孫にあたる平将春によって今の福島県に勧請され、宮城県へと御遷座したといいます。
現在の地に社殿が建立されたのは江戸時代になってからのこと。1667年仙台藩の3代藩主となった伊達綱宗によって、社殿・唐門が造営されます。このとき、菅原道真の直筆の書が奉納されました。江戸時代にも天神信仰が盛んで、多くの参拝客が訪れたそうですが俳人として名高い松尾芭蕉も榴岡天満宮を訪れたひとり。『奥の細道』では「ここ玉田よこ野つつじが岡はあせび咲くころ也ここに天神の御社など拝て其日はくれぬ」という句を残しています。
【関連記事】
[blogcard url=”https://gosyuinbito.com/archives/2328″]
[blogcard url=”https://gosyuinbito.com/archives/3666″]
この御朱印帳はここでもらえます
榴岡天満宮
ご祭神:菅原道真
旧社格:村社
宮城県仙台市宮城野区榴ヶ岡23
[map]宮城県仙台市宮城野区榴ヶ岡23[/map]