宮島にある豊国神社の御朱印です。
豊臣秀吉が戦没者への供養をするために建立した大経堂です。
畳857枚分の広さがあることにちなみ、千畳閣とも呼ばれています。
といっても、実際には畳は1枚も敷かれていない、千畳閣。
それは、豊臣秀吉が急死したことにより、予定されていた工事が中止されてしまったから。
本来、敷かれるはずだった畳はおろか、天井も張られておらず、板壁も正面の階段もないという
未完成の建造物なのです。
明治になり、廃仏毀釈が起こると堂内に安置されていた仏像は大願寺へと移され
秀吉と加藤清正を祀る、厳島神社の末社・豊国神社となりました。
堂内は読み取れるだけでも、明治や大正、昭和初期に奉納された絵馬が所狭しと並び
壮観のひとことです。
【この近くで頂ける、その他の御朱印】
豊国神社
ご祭神:豊臣秀吉公、加藤清正公
広島県廿日市市宮島町1-1
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