東京・御茶ノ水にある湯島聖堂の御朱印です。
5代将軍・綱吉によって建てられた学問所
湯島聖堂は、悪法と名高い「生類憐れみの令」を発布した徳川5代将軍・徳川綱吉によって1690年(元禄3年)に建てられました。学問好きだった綱吉は、自らが城内で学問を家臣に教えるほど。そんな学問に熱心な綱吉が儒学の振興を図って建てられたのが湯島聖堂でした。
1922年(大正11年)には国の史跡に指定されたものの、関東大震災によって殆どの建物が焼失。現在の湯島聖堂の建物は保存修理工事によって1993年に公開されたものになります。
広い敷地内に建つ巨大な孔子像
緑豊かな湯島聖堂は、都会のオアシス的な存在で平日でも多くの人が散策を楽しんでいます。敷地内に建つ孔子の銅像は高さ4.57メートルと世界最大の高さ。
また、近くには「楷樹」が大きな枝を広げています。これは大正時代に種子を中国から持ち帰り、聖木として植えられました。書道で「楷書」という書体がありますが、これはこの木が語源になっているとか。
御朱印は事務所でもらおう
御朱印は昌平坂から入った門の横にある事務所の受付にてお願いして書いていただけます。写真はその建物の外観です。
この御朱印はここでもらえます
湯島聖堂
東京都文京区湯島1-4-25
[map]東京都文京区湯島1-4-25[/map]