兵庫県・神戸市にある生田神社の御朱印です。
生田神社は天照大御神の妹神・稚日女尊を祀る
神社の創建は201年、神功皇后の三韓外征の帰途、乗船していた船が神戸港で止まってしまいます。そこで占いを行ったところ、稚日女尊が現われて「活田長狭国に居りたい。海上五十狭茅に命じて生田の地に祀ってほしい」と告げたといいます。
そこで神功皇后は海上五十狭茅を神主として、稚日女尊を祀りました。じつに1800年以上の歴史を有する、指折りの古社なのです。
灘の酒づくりの発祥の地とも伝わる
平安時代に編纂・発布された律令制の使用細則、延喜式には生田神社の境内で酒造りが行われたという記録が残っています。神職が酒を造り、外国からの使節団に振る舞ったのだそう。
同じく神戸にある灘は古くから京都伏見と並んで酒処として知られていますが、生田神社は灘の酒造りの発祥の地ともいわれています。
地元では縁結びの神様として知られているそうで、御守も縁結びのものが多く並べられていました。女性の参拝者にうけそうな御手水は桜の花を形どった水盤です。とてもかわいらしいですね。
御朱印帳は楼門にある受付でいただくことができますが、御朱印は本殿向かって左手にある社務所でお願いをします。「縁むすびの神」と入るか入らないかは書き手に依るそうなのですが、入れて欲しい旨を伝えると書き入れてくださいます。
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この御朱印はここで貰えます
生田神社
御祭神:稚日女尊
旧社格:式内社(名神大)、官幣中社、別表神社
兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
[map]兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1[/map]