紫禁城の人気観光スポットのひとつである御花園。ここは中国各地から取り寄せられた樹木や草花、名石が配置されている庭園です。
じっくり観たくても無理!人ゴミがものすごい・・・
有名な場所だけあって、人・人・人です。団体様も多いので、写真をゆっくりと撮る余裕はありませんでした。
人工的に作られた堆秀山。岩の造形が迫力でした。重陽節には皇帝や妃嬪が、この山を登って頂上に見える御景亭で菊花酒を飲んだのだそうです。
作りが凝っていて、ふもとにはこんな細工もありました。
庭園内には池や人工的な川もあり、東屋も設けられています。暑い日はこうした場所で涼を取っていたのでしょう。
万春亭という建物です。
ここも、花木を楽しみながらくつろぐ場所だったようです。外部も瀟洒ですが内部も凝っています。
御花園の北東部にはミュージアムショップもありました。紫禁城のポストカードやグラビアだけでなく、清朝に関する学術書や美術書といった専門的な書籍も豊富に揃っていました。
歩き疲れたら、紫禁城のなかにある休憩所でいっぷくを。コーヒーやおやつを食べて一息入れることができます。以前は城内にスターバックス・コーヒーが出店していましたが、現在はありません。
何箇所か、レストランや休憩所が点在していますが「行こう」と思って移動すると、迷路のような城内を地図を片手に歩きまわることになり疲労度が増します。むしろ「cafe」「休憩所」のような案内板を見つけたら休むというふうに考えたほうが無難です。