大阪市浪速区にある今宮戎神社の御朱印です。
商売繁盛の「えべっさん」として信仰される今宮戎神社
大阪では商売繁盛の神様として知られる今宮戎神社。特に毎年1月9~11日に行われる「十日戎」には、毎年100万人もの人が参拝に訪れる大阪の冬の風物詩です。
今宮戎神社の創建は600年(推古8年)と伝えられており、聖徳太子が四天王寺を建立した際の西の守護神としてお祀りしたのだといいます。豊臣秀吉が関白として統治した時代になると、庶民の間でえびす信仰が篤くなり、徳川幕府が開かれると大阪は商業の町として発展を遂げます。今宮戎神社は商業の神様として信仰されるようになり、前述の十日戎の祭事が行われるようになりました。
豊臣秀吉の子・秀頼によって造営された社殿は第二次世界大戦の戦災によって焼失し、昭和31年に再建されました。
今宮戎神社で授与される縁起物
十日戎では福笹と呼ばれる縁起物を多くの人が買い求めます。もともとは京都のゑびす神社が頒布を始めたものですが、笹の青々した葉はいのちを生み出し続ける神秘性を表し、神様のご神徳によって命が生成発展する姿を象徴するものとされています。十日戎ではまず、拝殿で福笹を授かって、御札と吉兆と呼ばれる縁起物を付けます。吉兆とは、「野の幸」「海の幸」「山の幸」を表す縁起物を束にしたもので、銭叺(ぜにかます)や銭袋、末広、小判、丁銀、烏帽子、臼、小槌、米俵、鯛等で構成されています。
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今宮戎神社
御祭神:天照皇大神、事代主命、素盞鳴命、月読尊、稚日女尊
旧社格:郷社、別表神社
その他:神仏霊場巡拝の道45番(大阪4番)、なにわ七幸めぐり
大阪府大阪市浪速区恵美須西1-6-10
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