京都にある知恩院でいただける、徳川家康 400回忌限定の御朱印です。2015年度にのみ頒布されています。
書かれている「欣求浄土」とは仏教用語のひとつで、次のような意味をもちます。
[blockquote cite=”ブリタニカ国際百科事典”]このけがれた現実世界を離れて極楽浄土、すなわち仏の世界を心から喜んで願い求めるという意味[/blockquote]
徳川家康は、合戦の馬印に使用した纏にも「厭離穢土欣求浄土」を用いていました。桶狭間の戦いで、今川義元についていた家康が敗走し、菩提寺である大樹寺に逃げ込んで先祖の墓の前で自害しようとします。それをとめたのが住職の登誉上人でした。そして家康に向かって「厭離穢土、欣求浄土」を説いたのです。
のちに天下人となる家康は、このとき天下泰平の世を作るためにどうすべきかを胸に刻んだといわれています。
この御朱印はここでいただけます
知恩院
京都府京都市東山区林下町400
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